不法投棄対策
久し振りのエントリーです。
こんなNewsを見かけた
-3/6毎日新聞より引用-
ごみの不法投棄が目立つ焼津市の浜当目の海岸などに、高さ約1メートルの小型の赤鳥居を設置したところ、不法投棄が激減した。思わぬ「神の力」に、赤鳥居を作った焼津市役所環境衛生課次長の横山隆夫さん(58)は「神聖なイメージの鳥居の前では悪いことができない、という心理が働いたのでは」と分析している。
赤鳥居を設置したのは浜当目の海岸や田尻浜海岸、栃山川沿いの5カ所。浜当目海岸では堤防に続く一本道の行き止まりにある空き地で昨夏ごろから、テレビや洗濯機、ソファなど大量の大型ごみが目立つようになった。海水浴シーズンが終わり人通りが少なくなった9月上旬には、ごみの量が一気に増加。周辺住民から話を聞いた市が回収に乗り出すと、週末だけで軽トラック1台分のごみが集まった。住民はたまらず「抜本対策を」と、ごみ問題に詳しい横山さんに相談した。
不法投棄に悩んでいた横山さんは、不法投棄防止の看板を作る会社のパンフレットに「鳥居で不法投棄を減らす」と載っていたのを思い出し、住民に赤鳥居設置を提案した。
しかし住民からは「ごみの多い場所に、神聖な鳥居の設置は不謹慎では」という声が出た。そこで、設置賛成派の住民が地域の神社の宮司に相談すると、宮司は「ごみを減らす目的なら不謹慎ではない」と話し、反対していた住民も「神社が認めるなら大丈夫」と了承。9月中旬、横山さんが廃材を利用して作った赤鳥居を空き地に建てた。
設置すると、すぐに効果が表れた。1週間もすると不法投棄がぱったりなくなった。付近で釣りをしていた20代の男性は「ごみを捨てたこともあるけど、鳥居を見て『神様に怒られるな』と感じて捨てなくなった」という。
設置した他の4カ所でも不法投棄はほぼなくなった。「ごみがあると『私も捨てていいか』という連鎖で、多くの人がごみを捨てる。赤鳥居はその連鎖を食い止めてくれる」と横山さん。今後も問題がある場所には、赤鳥居を設置していくという。
-引用終わり-
こんなばかげた事でゴミが減るとは・・・ 世も末か ともあれこういうことからもモラル(道徳)が向上することは良いことです。皆さんの町はどうですか?我が町名瀬市や近隣町村も似たようなモノかも知れません。
ご無沙汰しております。
鳥居が不法投棄対策に使われているということですが、
この焼津の神主さんの決断は偉いと思います。
もちろんこの決断に至るまでいろいろと思いめぐらした
ことだろうと思います。
鳥居が無くてもゴミを平気で捨てる輩がいなくなることを
願っての決断だったのではないでしょうか。
これは焼津だけの問題ではないですものね。
乱文にて失礼いたしました。
投稿: RedViper | 2006/03/13 06:29