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2008/10/23

闘牛大会 詳報

おはようございます。今日は休暇を頂いてますので、こんな早い時間からupします。

前回、闘牛大会の速報として、全島一優勝旗争奪戦の終了後の模様を上げておいたんですが、今回は少し詳しく解説入れます。

そもそも、今回徳之島に行く事になったのは、神主さんの総会に出席するためでした。これは年に1回余り顔を会わせることの無い他の島の神主さんと会うことが出来る貴重な総会なのです。今年は徳之島の皆さんが、「是非、総会後に闘牛の見物などして徳之島の魅力を存分に味わって頂きたい。」と言う事で、徳之島総会と相成りました。

総会自体は、南2島からの船の到着が遅れてしまい、時間が無くなってしまい形だけの総会となりましたが、懇親会では鹿児島からのお客様も交え与論献奉も出たりして大いに盛り上がりました。

さて肝心の闘牛大会ですが、ご当地の皆さんは何と闘牛を見たことが無いらしくどのような混み具合になってしまうのか見当がつかず、早いことに越したことは無いとオープニング1時間前の8時30分には会場となる伊藤観光ドームに到着しました。

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場に到着しましたが、まだまだ客足は鈍いようで私たちは会場近くで時間待ちをしいました。9時過ぎにドーム内へと進み腰掛けて待ってますと次第にお客が多くなってきます。慣れた客は観客席を通らずに闘牛場を悠々と横切って行ったりもしています。更にマニアな人たちは砂被り席に陣取って闘牛が始まるのを今か今かと待ち構えています。

Pa190039 Pa19004010時に最初の取り組みが始まりました。私は10年前に家内と結婚する前に一度闘牛を見たことがありましたが、やっぱり700キロ超の牛が真正面からぶつかり合う迫力は強烈でした。また勢子たちの様子もコチラの視線を釘付けにしてしまいます。試合が終わると勝った方の牛の家族や友人ら応援団が場内へなだれ込み、「ワイド!ワイド!」の掛け声を掛けながら歓喜の舞を演じます。それを見ると又こちらも興奮してきます。

Pa190046更に面白いことに、牛主は企業だったり個人だったりしますが、同窓会単位のグループで牛主になることもあるらしく、何と町長の同窓生達が牛主となり闘牛に出場し試合後町長自ら牛の背中に乗り「ワイド!ワイド!」と踊っていました。写真は牛から降りる所の徳之島町長です。

Pa190051 今回の闘牛はタイトルマッチが二つもある大会で、まず一つ目は中量級優勝旗争奪戦です。中量級と言ってもチャレンジャーの基山天昇竜は体重が910キロあり、かたやチャンピオンの琉球白虎は930キロもあります。両牛の戦いは共に互角の戦いでしたがチャンピオン琉球白虎が貫禄を見せタイトルの座を死守しました。

Pa190054 メインイベントは、全島一優勝旗争奪戦でチャンピオンは前回の大会で悲願の優勝を果たしたコウダ技電竜王丸。対するチャレンジャーは前回惜しくも破れリベンジに燃える丸正建設蟹号。開始直後は両者共に様子見で中々頭を合わせようとせず、勢子もイライラする場面も。 しかしいざぶつかり合うと互いに1トン以上の体を存分に相手にぶつけ迫力ある試合に。試合はズルズルと長くなり15分以上経過。次第に互いの体力も消耗していくが、様子を見ながら力を振り絞り戦っている。観客はその凄まじい試合に魅了され大歓声に包まれる。

Pa190059_2 最後は17分以上も戦い続け体力的にきつかったのかコウダ技電竜王丸が逃げてしまい勝負あり。それと同時に会場は異様な雰囲気に包まれる。応援団や関係者ばかりでなく、観客席からも次々に場内へなだれ込み歓喜の輪の中に入り共に勝利を祝っていた。これぞ闘牛の醍醐味ではなかろうか?

本当に興奮のルツボを彷徨うような異様な盛り上がりだが、機会があれば又見てみたいものだ。この日の全取り組みの結果が出ていますので徳之島メビゥスクラブのHP をご覧ください。

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