20/3/4 の放送
私は神主の傍ら、地元コミュニティFMのパーソナリティを毎週火曜日引き受けています。そのラジオ番組では毎日島で活躍する方々をゲストに招いて色々お話を伺っています。 で、今週は宇検村は田検集落から青壮年団のお二人を招いて村内にある共同売店について熱く語ってもらいました。
その中で驚いたことは、彼らは少年時代既にツケをして買い物をすることを身につけていたということ。これは共同売店という形態の良さなのかも知れないが、何しろ宇検村はこの奄美大島でもかなりの僻地であります。それで集落ごとのまとまりは逆に結びつきが強く、個別の世帯同士お互いのことを良く知っていて、この共同売店が地域の社交場として機能していてたとえ相手が子供でも信頼関係があり、信用販売が成り立っていたと言う事であろう。
何と素晴らしいことでしょう。これぞシマのユイの精神ではないでしょうか?そしてゲストの一人が仰っていましたのが、「昔は、例えば病院に行こうとするとすぐに近所のオバァが『どこに行くの?』と聞いて来て干渉されている気分だったが、病院から帰ってくると集落の人ほとんどが『具合は良くなったか?』と気遣ってくれた。これは恐らく共同売店にみんなが寄り合って情報を共有しているからなのだと、逆に集落に大して居心地が良くなったと。」感想を漏らしていたのが印象的でした。
昨日のゲストの元山さん峯さん アリガッサマリョ! 明日のフォーラムはキバリンショレヨ
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